(^_-)-☆押出、必要十分 [押出成形]

 1771 押出機四台、しかし、ラインは30.40,50Φの三ライン、稼働は昼間だけ、それも50%程度、まだまだ、装置には余裕があるが、今、手がけている試作品が本生産になれば、昼間だけの稼働では足りなくなる。
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三階の事務所からの現場です。高さ4mの透明のシートでエリアを囲ってある。見える原料は、PC三種類、PA11二種類、PA12一種類、ABS,LLDPE,PA6,H-PVC二種類、S-PVCです。原料の在庫金額は安いものでKg180円くらい、高いものでKg2700円くらい、平均でKg900円か、見るだけの原料の合計価格は400万円近い。高い原料ですね。

装置は熱風乾燥機、手押し切断機、サンドブラスト、ナイフ式自動カッター2台、丸鋸ジドウカッターです。

これらの装置で、現在、まだ、インドネシアでは作られていない(作る技術が無い)製品を作ろうとしているのです。過去、15年ほどの間に、何社かの技術的、利益的手伝いをしながらインドネシア人に指導をしてきた。それらの全てが、インドネシアでは始めて作る製品でした。現在は2社でそれらの生産をしている、PT,NANBUとPT AFMI(現在別名)です。最初はPT,KITAGAWAでした。2ラインで始めた。次がPT,AFMI、1ラインで始めた。その次ぎにPT,MAKUTAという私がインドネシア人に作らせた会社出で、3ライン準備した。そのあと、その3ラインを仕事付き、従業員付きでPT,NANBUに引き取ってもらった。PT.KITAGAWAの撤退に当たって、私がPT,AFMIに引き取った。その時5ライン引き取ったので、PT,AFMIでは6ラインになっている。PT,NANBUは私が居る間に10ラインにした。その後、2ライン増えているはず。PT,AFMIは私関連のラインは増えていない。そして、今の私が3ライン持っている。押出成型の場合、1ラインから始めても十分である。私が30歳で会社を作った時は1ラインからなじめて2年目にもう一台増やした。沼津から静岡に移った時も2ラインから始めて、今は10ライン以上になっている。KITAGAWAなど、インドネシアで手伝った会社も、多い会社で3ラインからでした。射出と違って、作る人の腕が勝負、頭が勝負です。出来ない人にはできない。

今、インドネシアでまだ、出来ない仕事、私が指導した会社でも私が居なくなればできない。そういう製品を仕上げようとしている。そして、それは、写真の様な装置を使って、作るのです。この装置で充分なのです。あとは、溶融金型、冷却金型などに腕と頭を使うのです。誰の世話にもなりません、参考になることは何もありません。全て自分次第です。一旦試作をしようという気になれば、その気になった時から、満足する製品ができるまで、考え続けます。それを、今、この現場でやっています。

公共の援助は一切使っていません。自腹です。バブル期に貯めたお金が底をつきそうなので、生活水準はインドネシア人の中の下くらいです。何とか財団の人、何とか財団を使っている人とは、別の世界ですね。それで、充分、自分の好きなようにやっているのですから、満足している。
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会社から家に帰る途中にただ一か所スーパーマーケットがある。シティヲークのファーマーズマートである。そこで、韓国製のウゴン、パックには行った野菜類を購入した。平日は夕方でも空いているので、買い物をしやすい。

  

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