(^_-)-☆もっと厳しい [旅]

1183 三日目、9時にデラワン島を出発し、9時半にタンジュン バトゥに上陸、直ちにグラウへ向かう。グラウからビドゥックビドゥックのダナウ ラブハン チュルミンへ出発、到着したのが夕方6時を回っていた。スピ-ドボートが30分、車が8時間以上の旅でした。
其の厳しさは、きのうのボートのとび跳ね方以上で、尾てい骨の皮膚が完全に一皮剥けてしまってヒリヒリしている。それというのも、目的地へ向かう道の悪い事、半端じゃない。アスファルト舗装は行程の三分の一程度、それも、ジェットコースター並みの急な登りと急な下り、エレベーターの上り下りを繰り返しているような、浮き上がりと抑え込みの繰り返し、それも、上りの頂点の先が見えないので、ハラハラする。三分の二はホそうが無い凸凹道、洗濯板のような飛びはね道は続く、ヒドイのは雨水が溜まってしまった低い場所、ジュルジュルの上に深さがわからない。それも、左右の深さが当然違う。車はダッチロールの繰り返し、シートベルトをしていても座席から浮き上がるし、左右に体が大きく揺れる。そんな道が延々と続く、時速は20km以下である。四時間ほどそんな山道を進んで、下りにさしかかると、再びアスファルトの道になる。海岸まで近い、それまで、パームヤシのプランテーションだったのが、普通の椰子の実がなる、背の高い椰子の木のプランテーション地帯になった。東の海岸に出れば、今迄の辛さを吹き飛ばす、風光明媚な海岸にであう。海岸道路を南下すると綺麗な透明な川に何度も出会う。インドネシアの平地の川でこんな透明のはここだけかもしれない。明日のダナウ チュルミン(鏡のような湖という意味)が楽しみになって来た。

良くこんな道を作ったものだというくらいに、只、ひたすらジャングルの中を通る。道が悪い上に、景色など何もない。見えるのは、これでもかこれでもかというくらいのうっそうとした木々だけです。途中に小さな集落が在るが、電線が見当たらない。道路の脇にも電柱は立っていない。普通、道の沿って電線が張られているが、この道にはそれが無い、だから、その道の両側に僅かにある家々には電気が通っていない。何をして生計を立てているのでしょうか、時々、どこから湧き出てきたのでしょうか、子供が道で遊んでいる。不思議な情景だ。
とにかく試練の一日が終わり、プンギナパンに落ち着いている。
IMG_3337.JPGIMG_3336.JPGガソリンがかなり不足している。どのガソリンスタンドも長蛇の列、バイクは一列では無く5列ぐらいの面で並んでいる。車の最高後尾は3時間待つという。面白いというか、ひどいというか、其のガソリンスタンドの真向かいでポリタンク20リットル、20万Rpで、堂々と当り前に売っている。ガソリンは4500Rpだから20リットルでは9万Rpが正規価格だ。警察が元締めをしていると言っていた。私が、写真を取っていたら、運転手が、制止しながら、そういっていた。
  
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0