(^_-)-☆実態は [情報]

 1459 再び別世界に戻って、初めての休日、一か月前にゴルフをした連中と再びゴルフを楽しんだ。こちらのゴルフは、難行、苦行ではなく、リラックス100%。耐えることは一つもない。緊張感が全くなし。 気を使うことも全くなし、やっぱり、ゴルフはインドネシアに限る。
 その中での話題は、やはり、仕事の状況、環境についてでした。その第一は、最低賃金、ジャカルタ近郊は220万Rp。これは前年比40%以上にアップだ。残業手当も当然、比例して上がるので、人件費がいくなり40%アップするのだから。経営へのダメージは大きい。それプラス、正規従業員の比率を上げざるを得なかった会社が多い。これも、大変厄介である。今までは極力、契約社員か派遣社員で人材の調整をしていたが、それが、できなくなった。仕事の量によって、かなり自由に従業員の数をコントロールできた。しかし、正規従業員がほとんどになれば、調整ができない。一番忙しい時の従業員数を減らすことが簡単にできなくなった。
 仕事の量が日本の季節によって極端に違う会社は、一番、大変である。本業でない仕事も取らなければならなくなる。

 約一年半~1年前には生産量を半年後辺りから倍増する計画をぶち上げ、関係会社、協力会社にその旨を伝え、それに、対応できる体制を整えるよう強く要望していた、それに関する説明会も何度か開かれていた。ついて来ない会社があれば、増加分は他社に注文を出すしかないとまで言っていた。某大企業プリンンターメーカーの話である。ところが、昨年の9月ごろから、11月12月は生産調整をするという通知が出され始めた。その通りに12月の生産量は半減した。1月はその横ばいか、ちょっとプラスかというところらしい。そして、9月ごろに生産量に戻る可能性は全くなしで、これからは、ピークの60%くらいに落ち着くだろうという予想が出されている。その影響は膨大である。下請け孫請けなど百社以上は確実にある。それらの会社でこのプリンターメーカーに頼る比率が50%以上というのも多い。
バイクの売り上げの落ち込みは回復していない。最低賃金が上がったことで、頭金を払う能力が増すだろうから、若干は増産になるかもしれない。希望的観測である。
日本ではインドネシアへ行け行けモードになっているが、現地から見ると、今さら出てきたって、話が違うじゃないかと思わされるのが関の山だと見る。日本にいても仕事は減る一方なので、海外、インドネシアに望みを託す気持ちは分かるが、進出すれば、低賃金で労働力を賄えるし、仕事はすぐにある、と、甘い考えで出てくれば、そんなはずではなかったと後悔するでしょう。事実、進出計画を後退させて会社もある。

分譲住宅と土地の年末追加セールの看板。
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雨季で雨が降り続いている、ジャカルタから西へ向かう高速道路が冠水し通行止めになっていた上にスマトラ海峡の高波のためフェリーがストップしている。ムラックの手まえ12Kmにトラックを主体に立ち往生している。天候の回復を待つしかない。
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毎回のことだが、道の凸凹はより広く、より深くなる。ひっくり返るトラックも増える。今にも倒れそうなトラック、その横を通り過ぎるのは恐怖である。
 

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