(^_-)-☆どうにもならない [情報]

 1793 或る会社のインドネシア人役員と従業員のトップが私を訪ねてきた。その会社の現状がどうなっているかの話だった。どうしたいのか、私に話して何をしてもらいたいのか、その話に中からは見えてこなかったので、私は只聞くだけに留めた。そりゃそうでしょう、日本人技術者が来ていないし、来るような人材が居ない(技術者では無い人は来ているらしい)。日本にいる技術者もこのインドネシア子会社でやっている仕事を手伝ったり、勿論、指導したりできない。会社の名前通りの成形を出来る人が居ないとは。どうして、こんな状態になってしまったのかを、先ず、経営者は考えて。そのどうして、を、消すしかないでしょう。もっとも、現在経営を任せられている人が、日本にいた時に、このインドネシアの子会社をサポートする役目を任せられた人で、どうにもならない状態なのにそういう認識が無く、当時のこの子会社の経営者の様々な問題点を見て見ぬふりをしていた。何も手を打たなかった人が、どういうわけか、今こちらの責任者をしているのだから、何をかいわんや、である。何ともならないと思う。
 そして、その会社が新展開になったという理由からでしょうか、久しぶりに彼らが訪ねてきて会うことになった次第。その新展開というのは、10年以上責任者としてやってきた人が、日本に呼び戻されたのです。親会社が変わって、しばらくして、やっと、そのことに気が付いたのです。そして、交代の人が来たそうだ。余分なお金を浪費しなくなれば、そのことだけでも、欠損は減らすことができるでしょう。
 甘い汁を吸っていたといわれていた前責任者は本社へ戻る辞令が出ていたらしいが、戻らないで、そのまま、会社を辞めて、インドネシアへ戻る画策をしていると聞く。貯め込んだ資金と退職金で何かをしようとしていると聞く、止めた方が良いと思う。
 
 聞くところによると、もう、四年前いから新規の仕事を取れていないという。そして、今まで会った仕事は減ってゆく一方だとか、唯一、車やバイク関係のコントロールチューブが増えているそうだが、これは、ほとんど利益がない仕事だから、仕事が増えても厄介なだけでうれしくないとか。営業担当のインドネシア人は新規の製品を保慣れても、見積もりさえ出せないでいるとか。

見通しが暗い会社を親会社はどうするつもりなのでしょうか。親会社の連結に組み込まれているのだから、何とかするでしょうが。ジリ貧が続いているのだから、その状態が改善されなければ、早めに、手を引いた方が良いと思うが、二年後くらいが目途でしょう。

 私がこの会社を再建するなら、かなり色々な方法がある、それも、単純で簡単な方法だ。1%2%の改善は難しいが、10%20%の改善は簡単だと思うが、それでは、いつやる?今でしょ!!!てな具合にいかないでしょう。既に手遅れでしょ!!!けどね。閉鎖するのが一番いい方法だと思うが、それも、相当資金が必要になるので、難しいか。

当のインドネシア人幹部は、チカラン バルという土地のルコを借りて、自分で会社を作って弟にやらせている。どんどん、仕事が増えているそうだ。賢い。ローカルがどんどん、競争に参入しているのだし、新しい仕事に活路を求めなければならないが、それも無理でしょ!!!
IMG_4051.JPGIMG_4052.JPG
リッポチカランのクラウンコートアパートの奥へ行くとこんな雰囲気がある。高級住宅地だ、私には全く縁がない。
  

タグ:選択 縮小 閉鎖
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0