(^_-)-☆大きな損失 [災害]

 1831 一部の限られた企業だけだと思いたい。製造業、組み立て業で、サプライヤー泣かせの企業がある。インドネシア人スタッフ、前線に立ち、客先やサプライヤーと直接接触をし、製造現場でも指揮を執る。現地日本人スタッフ、インドネシア人スタッフを使って、ほぼ間接的に現地を監督する。そして、客先の一つになる、親会社に当たる日本にある会社の日本人スタッフ、この三者の意思統一がなされていないために、要求が纏まらない、ころころ変わる。それぞれは、思うようにならないので、それぞれが文句を言いあっているというより、サプライヤーに愚痴をこぼす。こぼされたサプライヤーの方が、愚痴をこぼしたいのにである。
決定が遅れる事、決定しても、変えてしまう事で、どれだけの利益が損なわれるか、時間と金額を積み重ねれば莫大になる事を知るべきだと思う。日系企業の遅れは、そういうところにあるような気がする。

益々、各地の洪水は広がっているし、長期化している。既に一週間以上、水につかったままで、避難場所に留まっている地域や地方もある。水が引かないのだ。年中行事のカラワンも一昨日から洪水になった。ジャワ島の北海岸地方のほとんどの町も洪水に浸かっている。チレボン、インドラマユ、スマラン、クドゥスが特に深刻らしいが、似たようなところは各地にある。それはそれで莫大な被害が出ているが、道路の破損も半端では無くなっている。これは、道という道全部である。毎年、繰り返している事だが、今年は、特に、痛みが早い、ジャラン トールに破損が目立つ。昼間は見えるが、暗くなれば見えない、夜の内にどんどん大きく深くなる。一度、小さな穴があけば、そこから、小石が散らばり、その周囲をどんどん侵食する。一晩で何倍もの大きさになってしまう。それが原因でのパンクも多くなるし、荷崩れも増え、悪くすると、トラックの傾きと荷物の傾きで横転してしまう車もある。
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穴が増えるだけでも渋滞の原因になるし、修繕を始めれば車線規制になるし、交通事故も普通より増えるので、益々渋滞の頻度が増す。益々、時間が読めなくなる。
ジャカルタ、チカランが往復6時間?凄いことになっていますね。たった40Kmですよ。一般道では無いですよ、自動車専用道路ですよ。コンテナトラックは、十数年前はタンジュンプリオク(北ジャカルタのコンテナ港)へ、一日、荷物の積み下ろし時間を含めて、二往復できていた。今は、平均0.7往復だそうです。カラワンやチカンペックならもっと時間が掛かる、0.5往復でしょうか。一日。片道しか移動できないことになっているのでしょうか。別にコンテナトラックだけでは無い、全ての車がこういうことになっているのです。平均、移動に2.5倍の時間が掛かっているのです。恐ろしいくらい、呆れてしまいます。3カ月ほど前の日曜日に囲碁を打ちに行って以来、日曜日でもジャカルタへは行っていない。何時間もかけて往復するだけの必要性はない。これらの損失も計り知れない。
  

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