(^_-)-☆手本を示して [行動]

 1582 仕事が無くなったから、仕事がある場所を求めて、海外に工場を作り、そこに、日本人を行かせて、運営をさせる。その会社が、適切な利益を上げることを期待する。そして、日本人が何故、現地で必要なのでしょうか。現地の人には任せられないからでしょう。
 任された日本人に期待することは、利益を上げることでしょう。それには、インドネシアに関するあらゆる事情を知らなければならない、その能力が無ければならない、多ければ多いほど良いが、間違った情報を振り払う能力も必要だ。すべてがニュートラルな意識から始まらなければならない。先入観は邪魔だ。

 やったことが無い仕事をインドネシア人にしてもらうのです。教えてやらなければなりません。日常生活の仕方から始まって、仕事に対する取り組み方、実際に物の作り方、検査や保管など、その製品に関するあらゆる事柄や工程も教えなければなりません。勿論、日本人に比べれば,遥かに安い給料しか受け取っていない人々に教えて、日本人の作業員のレベルまでになってもらうように教えるのですから、大変なことは分かります。テストをして、比較的適性があると思われる人を雇っても、期待するほどの知識が無いのは、織り込まなければなりません。そんなことは日本で日本人の若者を雇う時も同じこと、インドネシア人だからどうのこうのということはない。

事務的なことでも物作りでも同じことです。やってほしいこと、覚えてもらいたいことは、必ず、やって見せます。説明をしながら、コツを教えながら、手順を示しながら、やって見せます。その時に、うまくいかないこともあります、再挑戦や他の方法でもやってみます。そういうことを繰り返して見せて、手本とします。そうすれば、熱意が伝わります。そのあと、自分でやってみなさいと、やらせます。うまくいかないときには、どこがどう違うのか、考えさせます。
こちらがやってしまえば、本人は覚えない、初めからやらせた方がいい、などというのは、手本を示すことができない人間の言うこと、暇が無いから、時間が無いから、やって見せられない、などということも、教える能力が無い人です。

こいつらは、バカだから、弩鳴らなければ何もできない、などという人は、思いあがりもはなはだしい人で、そう人に限って、会社にとって存在がマイナス、この人がいないほうが会社はうまく回ると思う。逸失利益が多い会社である。

自分ができないこと、やったことが無いことも、やってもらうことがある。それでも、一緒になって、やってみる。そして、結果できなかった、それでもいい。次の機会にまた、一緒にやってみる。こうして、一体感を持ってもらうことが一番重要、この人の為なら、自分たちも、何とかしようという気持ちになってもらうことが大切、当然、働いてもらう環境や条件についても、出来るだけ優遇してあげなければならない。

私はそうして、多くのインドネシア人の若者に私の技術を伝えた。そして、彼らは、それぞれの職場で、そこの日本人ができないこともやっている。外から見ていると、日本人が居ないほうがいいと思う職場の方が多い。
今もそれは続いている。任せてやってもらう、うまくいかないときには、ポイントだけを示す、うまくできたら、大喜びをする。失敗しても、責任は私が取るから、やってみなさいと言ってある。
 私が教えた職場は、ドメスティックの仕事を次から次へと完成させて客先に喜ばれ、会社にも利益的に貢献してきた。他の部門が自立できない状態でも私の部門は、早々と自立させてきた。今の会社でも、間もなく、貢献できるようになるでしょう。如何でしょうか。できますか。
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 パンガンダランで仕入れた、小エビのフライと、イカン アシン(しょっぱい魚)と言って、小魚を開いて乾燥させたもの。いずれも、酒飲みに試食してもらったところ、おつまみに最適との評価を得た。これを、レストランのメニューに入れたらいいのではないかと思う。
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 ボックスタイプのトラックのほとんどは、日本からの中古車である。日本語の表示や描かれた絵は、中途半端に消されていて、消され方が汚いボディのトラックが多い、このトラックは例外、このトラックを見ると、まるで、日本にいるようだ。
   

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