(^_-)-☆歯がゆい日本 [勘違い]

 1779 バンドゥンへ再び行ってきた。今回は一人で売り込みでした。
この会社は、中国から各種ランプの完成品か、完成寸前品を購入し、インドネシアの電気器具販売会社や販売店に転売する仕事をしている。Lo会長さん、年の半分は中国各地の展示会を見に行ったり、出品会社を訪問したりしていて、大変忙しい人だ。中国へ頻繁に行く理由は、常に新製品とそれに伴い、製品価格が下がっているからだそうだ。行くたびに、品質は改善されているその製品をいち早く、仕入れる段取りを付ける、当然、前回より低価格である。訪問の感覚次第では、新しい製品を見送ってしまう可能性があって、心配だという。製品、商品の回転が早いのでしょう。

昔、日本の製品は半年後に旧モデルになってしまうと言われて、その新製品の発売間隔がどんどん短くなっていったものでした。その電気関係業界は、韓国、台湾、中国から半年どころか、各地から常に新商品、新モデルが発売されている。日本の会社は、太刀打ちできずに、それらの国から買って売っている。それも、日本の会社は発売するころには、それらの国々では旧モデルになってしまっている。この、日本後退の流れは、止まらない。どこまで行くのか、10年なんて掛からないと思う。日本の嘗て世界の業界を独占していた、有名電気会社が、消えてなくなってしまうのは。
 現在、サンプルを出し始めて半年過ぎても、まだ、OK、GOの結論が出ていない会社がある。二種類のモデルの試作依頼が入った。二種類の製品サンプルを示されて、これと同じものを作ってほしいというわけだ、色が二種だった。客先には色が違うと、金型からの樹脂の出方が違うので、金型は一つでは出来ないから、二つ付くらなへればならない、もし、近いと判断して、提出したサンプルの色が違うというクレームは出さないでほしい、こちらで近いと思って色が限界だと思ってほしい、と、仕事を始める前に説明して置いてあった。さ

最初に種類の製品を提出した、形状も色もほとんど完璧だと思っていた。提出後、一か月ほどして、日本本社から、一つの色は、採用しないことになった、もう一つの製品について、日本の会社が作った製品に色を合わせてほしいと、その製品サンプルを送ってきた。最初は真っ白のサンプルだったが、今度はかなり黄色がかっていた。こういうのを、私は、別の色に変えたという。ようするの、最初頼まれた色は二つともなしにして、今度はこの色でやってほしいと言って来たのです。

そして、一か月後、金型も作り直し、サンプルを出した。それから、一か月後、その製品の評価が出た。微妙に違うのでもう一度、色合わせをし直してほしいというのです。私にしてみれば、そんな微妙坂は知らないが、日本の会社が、こちらの製品の色に合わせろよと言いたい。

また、金型を修正して、早めに新たなサンプルを提出した。これが最後ですよ、私にしてみれば、同じ色にしか見えないから、これがOKにならなければ、この仕事は諦めると、言ってある。それから、既に二週間以上過ぎた。返事がまだ来ていない。もう、返事はいらないと思っている。どうなっていますか?などと、聞く気のもならない。

日本の会社の一例です。評価が異常に遅い。そして、個人的な印象での微妙な違いを許さない、これじゃあ、手伝う方を手伝いたくなくなる。他の国とは競争にならないはずである。日本国内向けだけの製品だと思う。何だか、寂しい気持ちになってしまう。
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訪問した会社まで約300m付近と50m付近、カキリマやアンドン(馬車)が道を占有している、その反対側に小学校、子供が群がって、お菓子類を買っている。その先、この辺りの工場は、3m以上のコンクリート塀で囲み、上には鉄条網を引いている。入口は厚い鉄扉である。その先の病院の手前を左折すると目的の会社がある。
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打ち合わせの製品。LEDチューブランプの各種。
  

タグ:遅い 鈍い 逃げ
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