斜めからインドネシアを眺めよう 390 [大地震]


 ぜひ、多くの人に、インドネシアを紹介しようと、so-net blogにも、今日から、投稿を開始しました。毎日更新しています。通常はジャカルタタイム22:00日本時間00:00から投稿が始まります。眠れない人は睡眠を促すためにすぐ読んでください。眠りの早い方は、翌朝、目覚ましのために開いてください。
また、インドネシアの旅情報
 http://www.k4.dion.ne.jp/~enplaind/newpage%20top%203.html
と、写真集
 http://space.geocities.jp/enplaindonesia/newpage0001.html
をお楽しみください。

モスレム的に行方不明者をどう扱うについて、聖職者が解説をしていた。もう、生存者はいないと、政府は結論を出し生存者の捜索は打ち切ったと、同時に、復旧作業に取り掛かった。当然、そこに人はもういないという想定で重機を使って、効率第一の作用をするわけで、行方不明者が見つかればそれを掘り出し、丁重にあつかうわけだが、基本的には乱暴な扱いになるし、そのまま、地底に埋め込んでしまうことになる。
 そういう行為を宗教的に容認するかどうかの考え方を云っているのです。

日本なら、行方不明者があれば、どこの誰は100%分かっているだろうし、どの辺りにいるのではないかと推測もできる。しかし、インドネシアでは、山岳地帯の住人の情報を持っていない。どこに、何人住んでいるか分かっていないのだから、捜し様がない。

そこで、イスラム聖職者に登場してもらう必要がある。彼が、もう、一週間以上過ぎているので、今、発見されていない人達はすでに自然へ返っている、土となっている。そして、魂は神に元へ行っている。もはや、探してもいない。今,生きている人達の為に、早く、正常の生活ができるようにすることが、神も重要だと思うはずであると。
それで、国民は納得の儀式のようなものである。行政は、どんどん、道を作ることに専念できます。

 日本なら、こうは、いかないでしょう。誰がいなくなったのか分かっているはずですから、まず、遺体の発見が優先のはずです。もう、見つからなければ、そこか、そこらへんに埋めてしまっても仕方がないということは許されないはずです。

台風18号について、数千人の犠牲者を出した伊勢湾台風と同じ規模、同じコースでした。インドネシアのニュースでも突風の被害についてやっていた。印象的だったのは、被害にあった人たちに悲壮感がないこと、笑いながら、インタビューに答えていたことでした。パダンの惨状と人々の悲壮感と対照的だった。死者や怪我人がいなかったからだと思うし、ほとんど、間髪を入れずに復旧用の車両や重機が到着していて作業にかかっている映像を見てインドネシア人は違いに驚いたことでしょう。

 故障車の印、そこらへんから、木の枝を折ってきて目印つる。普通はそれだけだが、この場面のタイヤに木は非常に用心深い気の利いた所有者だと思う。

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