(^_-)-☆インドネシアの押出成形6 [押出成形]

IMG_6446.JPGIMG_6445.JPG押出の金型は自己責任で型を決めて金属加工場で図面通りの金型を作ってもらうだけだし、二次元加工だけなので、近所のローカルの会社で作ることができる。ワイヤーカット機をもっていることが条件になるだけだ。持っていなくても、そこから外注に出しても構わない。ということで、射出と違い日系企業にこだわる必要はないので安くできる。
ただし、作る製品の金型のデザインが出来なければ、それは、その製品を作る能力がないということで、断るしかない。日本の本社に相談し、その製品が出来るまでやってもらって、その装置や金型をこちらに持ってきてやるという考えは、価格的に全く無駄である。インドネシアで全てを何とか出来なければその仕事を引き受ける資格は無い。
また、ローカル企業を使うときにポイントを的確に伝えて間違いないように作らせる指導をする必要がある、それが、出来ないで、ローカル企業の責任にしてしまうのも、自分に跳ね返ってくるだけで、出来ないと同じ事である。

勿論、日系企業やローカルでも日本人が手伝っている会社も沢山あるので、そこで作れば意思疎通はローカルだけよりも出来るが、価格は高くなるし、金型で製品が出来るかできないかは自己責任に変わりは無い。
その点、射出の場合は、製品の図面を渡して、金型の種類と何個取りなどを支持し、金型屋からの若干の質問に回答するだけで、後は、出来なければ、出来るまで保証をしてくれる。押出はそういうわけにいかない。

知られていないが某世界的ファスナーメーカーの金型部門の技術力と最新工作機械はインネシアでNO1だと思う。射出成型機も社内で作ってしまう能力を持っている。社内の仕事優先だが装置が空いていれば高品質で格安の金型を作ってくれます。

http://www.k4.dion.ne.jp/~enplaind/newpage030.html
それほど詳しく紹介してあるわけではありませんが、押出についてある程度経験があって、なお且つ技術を向上させたいという意欲のある人には、大いに参考になるはずです。
私が持っている技術では、チューブ、パイプの溶融金型と寸法を決める溶融金型の種類は大きく分類すると6種類ある。その中で一番簡単、単純なのが軟質塩ビチューブである。一番、難しいのはPOMや66ナイロンなど、冷却速度が速く、硬い樹脂用である。
プロファイル、多色成形、コーティング、多孔チューブ、蛇腹チューブ、それらを組合せした製品。現在、日本から輸入している製品の知る限り全部を作ることができます。その為の金型のデザインも勿論できます。
全部品をインドネシアで調達して作った純インドネシア製の引取機と回転ノコ刃の自動切断機。
   

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